子供部屋におすすめのベッドとは?レイアウトアイデアも紹介

インテリア

子供部屋の中で大きな家具といえば、やはりベッドが一番に挙げられるのではないでしょうか。大きな家具ですし子供が長時間過ごす場所なので、ベッド選びはとても重要です。今回は子供部屋におすすめのベッドの選び方や、レイアウトのアイデアなどをご紹介します。

●子供部屋に置くベッドの種類は?どんな部屋におすすめ?

子供部屋に置くのに向いているベッドには、色々なタイプがあります。まずはそれぞれのベッドがどのような部屋におすすめなのか、解説していきます。

○シングルベッド:ベーシックなベッドで普通~広めの一人部屋におすすめ

シングルベッドは一人部屋に置く定番のベッドですよね。子供部屋だけでなく一人暮らしの家に置かれることも多いですし、夫婦の寝室にシングルベッドを2つ置いているようなケースもあるでしょう。

シングルベッドを置くのに向いている子供部屋は、普通から広めの部屋です。広さで言うと6畳以上の部屋ならシングルベッドと学習机を置いても広々使うことができると思います。間取りによっては4.5畳くらいの部屋であってもシングルベッドと学習机の両方が置けるケースもありますが、それだと結構スペース的にギリギリになってしまうので、ロフトベッドを置いたりベッドを置かない選択をする方が良いと思います。

また2人以上で子供部屋を使用する場合には、かなり広めの部屋ならシングルベッドを2つ置くことも可能です。ただ8畳以上ないと2人分のベッドとデスクを余裕を持っておくのは難しいと思います。スペースにゆとりがない場合は無理してシングルベッドを2つ置くのではなく、ロフトベッドや二段ベッドを選択することをおすすめします。

シングルベッドの良さは、種類が豊富で選択肢が多いというものが挙げられます。シングルベッドは定番のベッドなので、リーズナブルなものから高級なもの、少し個性的なデザインのものなど、かなり色々あります。そのため好みやインテリアのテイストに合ったタイプのものを入手しやすいですよ。他には、子供が成長して一人暮らしをするようになった場合、一人暮らしをする家に持っていくことができるという利点もあります。

○ロフトベッド:空間を有効活用できるベッドで狭め~普通の部屋におすすめ

ロフトベッドは空間を有効活用できるところが魅力的なタイプのベッドです。ロフトベッドにはハイタイプとロータイプがあり、ベッドの下のスペースをしっかり活用したい場合にはハイタイプがおすすめ。大きな家具を置くと圧迫感が出てしまう場合にはハイタイプよりも高さが低いロータイプのものがおすすめです。

ロフトベッドによっては、下のスペースがデスクになっていて上のスペースがベッドになっているようなものや、下のスペースが収納になっているものなどもありますよ。収納付きのロフトベッドは、子供部屋に収納が少なめの場合にも重宝します。

またロフトベッドは子供一人で一人部屋を使うときにはもちろん、2人で子供部屋をシェアする場合にもおすすめ。ロフトベッドを2つ置くことで、それぞれのプライベート空間が作れるという利点があります。ベッドを部屋の中心に来るように置けば、簡易的ではありますが子供部屋を区切ることもできますよ。部屋を区切るのにロフトベッドを使う場合は、ハイタイプのロフトベッドがおすすめです。

○二段ベッドや三段ベッド:2人以上で子供部屋を使う場合におすすめ

2人以上で子供部屋を使う場合には、やはり二段ベッドや三段ベッドを使うのがぴったりです。二段ベッドや三段ベッドは、シングルベッド2つ~3つにバラすことができるものだと、特に便利でおすすめですよ。将来的に部屋を分けることになった場合に、二段ベッドが無駄になってしまわずに済みます。また引っ越しをした場合や子供部屋を模様替えすることになった場合に、レイアウトを変えることができるというメリットもあります。これから二段ベッドや三段ベッドを買う方は、シングルベッドに分解して使えるタイプのものを選んでみてはいかがでしょうか。

二段ベッドや三段ベッドの置き方ですが、スペースを広々取りたい場合やそもそも子供部屋が狭い場合には、ベッドを壁につけて置くのがおすすめです。また2人の子供で同じ子供部屋を使う場合に二段ベッドを部屋の中央に置いて空間を仕切る方法もありますよ。部屋の真ん中に二段ベッドを置いてベッドにカーテンなどを下げれば、お互いのプライベートスペースを確保することができます。子供の年齢が高い場合や子供の性別が異なる場合におすすめの置き方です。

○ソファベッドや布団:部屋が狭くてベッドが置けない場合におすすめ

部屋がかなり狭めでベッドを置くと窮屈になってしまう場合や、ベッドを置くよりもプレイスペースを広く取りたいという場合、他の家具が多くてベッドを置くスペースがない場合には、ベッドを置かないことをおすすめします。ベッドではなく布団にすれば、寝ているとき以外はしまっておくことができるので、子供部屋を広々と使うことができますよ。和室を子供部屋にしている場合にも布団がおすすめです。また子供がまだ小さくて「子供部屋はあるけど、遊ぶ時だけ使っていて寝るときは両親の部屋に来ている」という場合にも、ベッドは必要ないかと思います。無理にベッドを置かずに、子供が自分の部屋で寝ることができるようになってから用意すれば良いのではないでしょうか。

また「部屋が狭いけど布団は嫌」という場合には、ソファベッドを置くという選択肢もあります。ソファベッドには普通のシングルベッドよりもコンパクトなサイズのものもありますし、何といっても寝るとき以外はソファとして使えるところが便利です。日中は子供が遊んだり本を読んだりする場所として使うことができますし、子供の友達が来たときにも活躍しますよ。

●子供用ベッドの選び方のポイント

次に子供用ベッドの選び方のポイントを解説していきます。マットレスや布団、ベッドフレームの材質等々、チェックしておくべきところは実は色々とあるんです。

○ベッドフレームは木製と金属製がある

ベッドフレームは、主に木製のものと金属製のもの(パイプベッド)の2種類があります。

木製のベッドはあたたかみのある雰囲気で、ナチュラルインテリアや北欧風インテリアなどにマッチしますよ。また木製のベッドにはどっしりとした重量感と安定感があるところも魅力と言えます。

金属製のパイプベッドは無機質で洗練された雰囲気があるところが特徴で、塩系インテリアなどスタイリッシュなテイストのインテリアの部屋に良く似合います。パイプベッドは比較的軽量で、移動がさせやすいというメリットも。また商品にもよりますが、木製ベッドよりもリーズナブルな傾向があるようです。

木製にするか金属製にするかは、部屋のテイストや好みに合わせて選んでしまって大丈夫です。また木製タイプにも金属製タイプにも、シンプルなデザインのベッドフレームから装飾性の高いフレームまで色々あります。子供部屋に似合いそうなデザインのものを選んでくださいね。

○子供の快適な眠りのためにはマットレスも大事

成長期の子供には睡眠がとても大切です。なので、毎晩ぐっすりと眠ることができるように、快適に眠ることができるマットレスを用意してあげたいですよね。

まず硬さですが、寝返りが大人よりも多い子供には、寝返りがうちやすいやや硬めのマットレスがおすすめです。身体が沈み込むようなやわらかいマットレスだと寝返りがうちにくいので、子供には不向きなんです。

また通気性の良さも子供に使わせるマットレス選びにおいてはかなり重要になります。人間は寝ている間に汗をかくものですが、子供は大人に比べて汗っかきですよね。そのため汗をかいても快適に寝ることができるマットレスや布団を選ぶ必要があるんです。また布団やシーツは汗をかいたらすぐに洗濯をしたり干したりすることができますが、マットレスは基本的に洗濯ができない上に干すのも大変なので、蒸れやカビを防ぐためにも通気性の良さが重要になってきます。長く愛用するためにも、通気性が良く長持ちするタイプのものを選んでくださいね。抗菌加工などが施されているものを選ぶのも一つの方法です。

○睡眠の質を左右すると言われている枕もしっかりしたものを

枕は睡眠の質を左右するともいわれているアイテムなので、大人も子供も自分にあった高さや硬さで、しっかりした品質のものを選びたいですよね。

まず適切な枕は、人それぞれ違います。可能であれば、実際に寝てみて選べると良いと思います。ただ子供はすぐに成長してしまって、枕も服もすぐにサイズアウトしがちですよね。長く使える枕が良いなら、高さ調節可能なものを選んでみてはいかがでしょうか。中の綿やビーズなどを取り出して高さを調節することができるものなら、成長に合わせて調節しつつ長く使うことができますよ。

また汗っかきの子供には、洗えるタイプの枕を選ぶのもおすすめです。丸洗いできるタイプの枕なら、常に清潔な状態で使うことができるため安心ですよね。

○掛け布団も清潔な状態を保つことができるタイプのものが◎

掛け布団も清潔な状態を保つことができるものが良いです。自宅で洗うことができるウォッシャブルタイプのものを選んだり、抗菌タイプのものを選んだりすると良いでしょう。

また子供のお肌はデリケートなので、子供のお肌に直接触れるタオルケットや掛布団カバーなどは、肌触りが良いものを選んであげることをおすすめします。

ちなみにベッドではなく布団で寝る場合には、「重さ」もチェックしておきたいところです。というのも、布団の場合には上げ下ろしが必要になりますよね。子供にとって重たすぎる布団だと、自分で上げ下げできなくなってしまいます。そのため適度に軽く、子供が自分でも持ち上げることができる布団を選びましょう。可能なら一緒に布団を買いに行って、子供が自分で持つことができるか確認しておくと良いですよ。

●人気メーカーの子供部屋向けベッドをチェック

無印良品やikea、ニトリなど人気メーカーからは、子供部屋に置くのにぴったりのベッドも色々販売されています。そこでいくつかおすすめのものをご紹介。ぜひ子供部屋用ベッド選びの参考にしてくださいね。

○無印良品の「木製2段ベッド オーク材突板」

無印良品の「木製2段ベッド オーク材突板」は、ナチュラルな雰囲気と風合いが魅力的な木製の二段ベッドです。どんなインテリアにもしっくり馴染んでくれそうなシンプルなデザインで、飽きが来にくく長く使うことができそう。二段ベッドとしてはもちろん、シングルベッド2つとしても使うことができるタイプなので、「小さいうちは子供2人同じ部屋で過ごして、大きくなったら部屋を別々に分ける」という場合にもぴったりです。

○無印良品の「脚付マットレス」

無印良品の「脚付マットレス」は、狭めの部屋に置くのにぴったりの省スペースタイプのベッドです。名前の通りベッドフレームが無くマットレスに脚がついたタイプのベッドなので、すっきりとした印象になります。子供部屋はもちろん、一人暮らしの部屋などに置くのにも向いているベッドですよ。

○ニトリの「丈夫で安心。棚付き2段ベッド スタウト」

ニトリの「丈夫で安心。棚付き2段ベッド スタウト」は、ネット限定の商品です。

ベッドフレーム部分に棚・LEDライト・コンセントがついているところが特徴で、かなり便利に使うことができます。またすのこ仕様になっているので通気性が良く、快適かつ清潔に使うことができますよ。デザインはすっきり&シンプルなタイプなので、どんなテイストの子供部屋にも合いそうです。

○ikeaの「スモースタード ロフトベッド」

ikeaの「スモースタード ロフトベッド」は、ベッドとデスクが一体化しているタイプのロフトベッドです。棚などの収納スペースも充実しているので、収納が少なめの子供部屋に置くのにもぴったり。すっきりとしたシンプルなデザインなのもポイントです。ベッドに上がるはしごを左右どちらに付けてもOKなところもポイント。子供部屋のレイアウトに合わせることができて便利ですよ。

●最後に

今回は子供部屋に置くのにおすすめのベッドのタイプやレイアウト、人気メーカーのおすすめ商品などについてご紹介しました。少しでも子供部屋のベッド選びの参考になれば幸いです!

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