趣味部屋が欲しい!3畳あればできる趣味空間の作り方アイデア

趣味部屋

何か大切な趣味がある方なら「趣味だけのための部屋が欲しい!」と思いますよね。でも一部屋趣味のための部屋として使うのはスペース的に難しかったり、そもそもワンルームや1Kに暮らしていて広さに余裕が無かったりする方もいるでしょう。

そこで今回は、3畳くらいのスペースを確保できればできる、ちょっとした趣味空間の作り方をご紹介します。3畳と聞くと「狭いのでは?」と思うかもしれませんが、3畳あれば意外と趣味のためのいい感じの空間を作ることができるんですよ。もちろん趣味部屋だけでなく、テレワーク用のワークスペースにしてもOKなので、参考にしてくださいね。

●3畳あればできるちょっとした趣味部屋の作り方アイデア

3畳のスペースを確保することができれば作れる、趣味部屋作りのアイデアをいくつかご紹介していきます。できそうなものがあれば、適宜参考にしてください。

○1~3畳サイズの個室テントや防音室を設置する

読書や仕事、音楽を聴くのに「おこもり」したい場合には、室内用の個室テントや防音室が便利です。部屋の中にさらに小さな部屋のようなものを設置することによって、おこもり空間を簡単に作ることができます。趣味や仕事に没頭することができる空間が作りたい方におすすめの方法となります。室内用の個室テントや防音室はその多くが1~3畳くらいで、小さな机を入れたらいっぱいいっぱいになるくらいですが、狭いからこそ一つの物事に集中しやすいとも言えます。

趣味に没頭できる空間を作りたいだけなら個室テントで大丈夫ですが、音楽が趣味の方や外の音が気になってしまうタイプの方は、防音室にすると良いと思います。防音室というと敷居が高いもののように感じられるかもしれませんが、テレワークが多くなってきた昨今需要が高まっていて普通の家に導入する方も増えているそうですよ。確かに防音室の価格はそれなりで、簡易タイプの防音室であっても10万円以上はしてしまいますが、静かで快適な空間を手に入れることができるなら、決して高くはないのではないでしょうか。ちなみに防音室はレンタルもあるようなので、最初はレンタルから試してみるのも良いかもしれませんね。

○仕切りやカーテンなどで部屋を区切って趣味のための空間にする

趣味部屋や書斎が作りたいときには、仕切りを置くのも一つの方法です。仕切りを使って空間を区切るだけでも、部屋のようにすることができますよ。仕切りを置くだけなら、3畳以下のスペースでも問題ありません。ちなみに仕切りといっても、色々なものがあります。パーテーションやロールカーテン、カーテン、仕切りボード、等々。部屋の広さや間取りに合わせて、どのようなもので空間を区切るのかを決めると良いですよ。

・窮屈さを出さずに空間を区切るならカーテンがおすすめ

元々の部屋が狭めだったり、圧迫感を出したくなかったりする場合には、カーテンやロールカーテンで仕切るのがおすすめです。カーテンは突っ張り棒を使えば、簡単に部屋に設置することができますよ。カーテンで仕切る方法は手軽な上に、カーテンのカラーや柄によって部屋の雰囲気を変えることができるというメリットもあります。また目隠し用にも使えるので、趣味のものを隠してすっきり見せたい場合にもおすすめです。

・簡易的に区切りたいだけならパーテーションでOK

簡易的にスペースを区切りたいだけなら、パーテーションを置くだけでもOKです。完全な小部屋にはなりませんが、パーテーションを置くだけでも視界が変わりますし、部屋を仕切ることで趣味のための空間とそれ以外の空間で分けることもできます。

またパーテーションは折りたためるタイプのものや、置き方を変えることができるタイプのものもあるので、気分によって設置の仕方が変えられるというメリットもあります。またキャスター付きのパーテーションであれば、移動も楽々行えますよ。

・しっかり空間を区切って小部屋のようにしたいならROOOMの仕切りが◎

しっかりと部屋を区切っておきたいのであれば、ROOOMの「hakobeya」や「parbo」のようなしっかりした作りの仕切りを使うのがおすすめです。

「hakobeya」は紙素材のボード資材で作られた箱型の仕切りで、部屋に置くとまるで小部屋のような独立した空間を作ることができます。在宅ワーク用スペースや、趣味部屋にするのにぴったりです。自分好みの壁紙をはったりポスターを貼ったりしてカスタムすることもできますよ。

「parbo」はL字型の仕切りタイプで、「hakobeya」と同様に紙素材のボード資材で作られています。このタイプはL字型のパーテーションみたいな感覚で、仕切りとして使うことができます。趣味用品の目隠し用の仕切りとして使うこともできます。

○大きめの棚やキャビネットを置いて趣味のディスプレイスペースにする

趣味がコレクション系であれば、せっかく集めた大切なものを素敵に飾っておきたいですよね。3畳くらいのスペースを部屋に確保することができるのであれば、大きめの棚やキャビネットなどを置いてコレクショングッズを飾りましょう。棚に並べて飾るだけでも、立派なインテリアになるので、部屋がぐっと素敵な雰囲気になるはず。

「コレクションを飾りつつ、趣味のための空間も欲しい」という場合には、棚やキャビネットを仕切りとして使う方法もありです。家具で部屋を区切る方法は、収納スペースも増えて一石二鳥ですよね!

○小さめのデスクと椅子を置けば即趣味のための作業場所に

趣味が作業系(手芸や木工など)であれば、専用の作業スペースが欲しいですよね。一部屋趣味のために空けることはできなくても、3畳くらいのスペースに作業用の小さめのデスク&椅子を置くだけで、趣味のための空間を作ることは可能ですよ。机と椅子があると、一気に作業スペース感が出ますよね。もちろんデスクの横にパーテーションなどを置いて、仕切っても良いですよ。そうすることで、より集中できる空間になりそうですよね。

趣味のための工具や材料などがたくさんある場合には、収納付きのデスクを選ぶと良いと思います。大きめの引き出しが付いているものや、棚が付いているものだと、趣味用品の収納家具としての役割も担ってくれるので、便利ですよ。

ちなみにデスクは置き方を変えると雰囲気が変わるので、部屋の広さや間取りなどに合わせて工夫してみましょう。例えば部屋の隅に趣味のスペースを作るのであれば、壁に沿うようにL字型にデスクを置いて上げると独立した空間のような感じになる上に使い勝手も良いので、おすすめです。趣味のために広めの作業スペースが必要な場合にもおすすめのデスクの置き方です。リビングや寝室の一画に趣味用デスクを設置する場合には、壁に向かってデスクを置くのも良いですが、椅子に座ったときに壁が背中に来るように置くのもアリです。背中に壁が来るようにデスクを置くと、座ったときに解放感があります。ただ「目の前に壁があった方が集中できる」という方もいると思うので、デスクの置き方は好みに合わせて。また空間が狭めであれば、折りたたみタイプのデスク&椅子も良いと思います。折りたたみタイプのデスクはコンパクトなサイズのものが多いので場所を取りませんし、使わないときにはコンパクトに収納することもできます。

○ベッドをロフトベッドに変えてみる

3畳のスペースを取るのが難しい部屋の広さの場合、思い切ってベッドをロフトベッドに変えるのもアリです。高さのあるロフトベッドなら、ロフトベッドの下の空間を有効活用することができます。ロフトベッドの下は趣味用品を収納するために使っても良いですし、テーブルを置いて趣味のための作業スペースにしてもOKです。色々な使い方ができるので、ロフトベッドは部屋が狭めの方にはかなりおすすめですよ!

○クローゼットを趣味のための隠れ家に改造する

クローゼットを一か所空けることができるなら、クローゼットを趣味部屋として使うのもありです。小さめのクローゼットであっても趣味のものを飾ったり、ミニテーブルを置いてちょっとした作業スペースを設けたりすることは十分に可能です。またウォークインクローゼットなど広めのクローゼットであれば、おこもり部屋としてもしっかり活躍してくれるでしょう。デスクと椅子、そして棚や照明などを置けば、立派な趣味だけのための部屋が完成しますよ。

○3畳すら取れない!それなら壁を活用して趣味のものを飾る

「部屋が狭くて3畳すら趣味のためのスペースを取るのが難しい!」というケースもありますよね。そういう場合には、壁を活用してしまいましょう。ポスターやポストカードなど紙類のグッズなら、フレームに入れて壁に飾るだけでコレクション感を出すことができます。また壁に簡単に取り付けることができるウォールラックやウォールシェルフ(100均でも販売されています)を壁につけて、そこに小さめのグッズや雑貨類などを飾るのもおすすめです。画鋲で取り付けることができる軽量なウォールラックなら、賃貸でも気軽に取り入れることができますよ。

また部屋の雰囲気自体を趣味に寄せたい場合には、思い切って壁紙を貼ってしまうのも手です。壁紙を貼るというと「かなり大掛かりになりそう」「賃貸だとできなさそう」と思うかもしれませんが、意外と簡単に行うことができるんですよ。賃貸の場合はマスキングテープなどの簡単にはがせるものを壁に貼って、その上から両面テープで壁紙を貼れば、原状回復もしやすくなります。壁紙は国内生産品から輸入品まで、かなり色々なデザイン&お値段のものが販売されています。そのため、きっと自分の趣味に合ったものが見つかると思いますよ。

●趣味のための空間を広くとるために工夫したいこと

趣味のためのスペースを確保するためには、元々の部屋が広くない限り、色々な工夫が必要ですよね。そこで、部屋に趣味のための空間を設けるためにしておきたいことをご紹介します。

○家具は収納付きのものを選べば趣味用品もすっきり

どのような趣味かにもよりますが、趣味によっては趣味用品がかなりかさばる場合や、コレクション品であふれてしまう場合もありますよね。収納場所は多いに越したことはないので、趣味のものが多いなら収納付きの家具を選んでみましょう。例えば下のスペースが収納棚になっているロフトベッドや、棚付きのデスク、収納ケースとしても使うことができるスツールなどです。

○趣味の空間を作るために不要なものを整理することも大切

趣味のための空間を確保するためには、今あるものを整理して持ち物を減らすことも大切です。物が減れば、それだけ部屋に趣味のためのスペースを設けやすくなりますよね。クローゼットの奥にしまい込んでいるものや、今はもう使わなくなったもの、何年も着ていない服……等々、そういった不用品を思い切って処分してしまいましょう。不要なものがなくなって部屋がすっきりすれば、趣味のためのものを収納する場所を確保することもできるようになるはず。本当に好きなものや必要なものを厳選することも、快適な趣味ライフを送るためには必要なことだと思います。

○家具の配置を変えることでスペースを有効に活用できる場合もある

部屋の広さは変わらなくても、家具の配置を変えることで、まるで部屋が広くなったかのように感じられることってありますよね。現在の家具の配置を変更してスペースを有効に活用することができれば、趣味のためのスペースを設けやすくなるのではないでしょうか。趣味のための空間を作る前に、まずは現在の部屋の家具の配置や物の量などを見直してみましょう。そして改善できるところがあれば改善して、趣味に使えるスペースを拈出しましょう。また家具の配置を変えると、気分が変わるというメリットもあります。「ずっと部屋が同じような感じでマンネリ化してきた」「環境を少し変えたいけどすぐに引っ越しをするのは難しい」というときにも、模様替えをしてみることをおすすめします。新鮮な気分になりますよ!

●最後に

3畳あればできる、部屋に趣味のための空間を作るアイデアをご紹介しました。部屋の広さに余裕があまりなくても、趣味のための空間作りは十分に可能です。今回ご紹介したアイデアの中で使えそうなものがあったら、参考にしてみてください。

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