男の子の部屋作りはどうする?年齢別にアイデア紹介

子供部屋

今回は子供部屋の中でも、特に「男の子の部屋」にスポットを当てて、素敵な空間を作るためのアイデアをご紹介していきます。また年齢によっても子供部屋に適した収納やインテリアというのは異なりますので、年齢別に部屋作りのポイントも解説しますね。男の子の部屋作りの参考にしてください!

●かっこよくておしゃれな男の子の部屋を作るためのアイデア

男の子の部屋は、せっかくなら友達を呼びたくなるような、かっこよくておしゃれなテイストの空間にしたいですよね。そこで、かっこよくておしゃれな男の子の子供部屋を作るために簡単に取り入れられる&参考にできるアイデアをまずはいくつかご紹介します。参考にできそうなものがあれば、実践してみてくださいね。

○部屋のテイストを決めて家具などを統一するとおしゃれに見える

子供部屋や男の子の部屋に限定されることではありませんが、部屋というのはテイストを決めて家具や小物などの雰囲気を統一するとおしゃれに見えます。男の子向けのインテリアのテーマは、シンプル・塩系・ポップ・さわやか・海外風……等々色々あります。部屋を作る前にまず「どのようなテーマの部屋にするか」を決めておくと、失敗しにくいですし、家具や小物などが選びやすくなりますよ。「そもそもどんなインテリアにすれば良いのかわからない!」と言う場合は、インスタなどのSNSやインテリア雑誌などを参考にしてみてはいかがでしょうか。たくさんの部屋の写真を見ていれば、自ずと「こんな部屋がいいかも」「こういう感じの部屋にならできるかも」というものが出てくるはずです。子供の部屋を決めるので、子供と一緒にSNSやインテリア雑誌を眺めながら、アイデアを出し合うのも良いでしょう。

ちなみに部屋の印象をかなり左右するカーテンとベッドは、部屋のテーマに合ったものをしっかり選びましょう。カーテンとベッドを変えるだけでも、部屋の雰囲気はがらりと変わるものです。そのため「家具などは既にあるけど、改めて男の子用のおしゃれな子供部屋が作りたい」という場合には、カーテンやベッドをまず工夫してみてください。家具を買い替えたりしなくても、理想のテイストの部屋に近づけることができるはずです。

○余計なものを置かずにプレイスペースを広々取るのもおすすめ

男の子の部屋は、子供の年齢にもよりますが結構散らかりがちですよね。また友達を複数人呼んで遊ぶことも少なくないと思います。子供の友達を家に呼ぶ機会が多かったり、おもちゃを広げがちだったり身体を動かして遊ぶのが好きだったりするなら、思い切って家具を最小限にして、プレイスペースを広く確保するのもアリです。物が少なくて広々としている子供部屋なら、子供がのびのび遊ぶことができます。特に子供が小さいうちは、学習机などは不要だと思いますので、比較的広めのスペースを取りやすいのではないでしょうか。

子供部屋が狭い場合には、ベッドを置くのをやめるという手もありますよ。ベッドを置かずに布団にすれば、寝るとき以外はスペースを有効に活用することができます。もしどうしてもベッドが良いという場合には、フレームがないコンパクトなベッドや、寝るとき以外はリラックススペースとしても使えるソファベッドがおすすめです。あるいは、下のスペースを使うことができる背の高いロフトベッドなども良いでしょう。

余計なものを置かないようにすることは、子供が広々遊べること以外に「無駄なものがないから散らかりにくい」「掃除が楽」などのメリットもあります。子供部屋はどうしてもおもちゃなどが散らかったり、物でごちゃごちゃしたりしがちですが、そもそも物をあまり置いていない部屋であれば散らかりにくいですし、一時的に物が散らばったりしても簡単に片づけができます。また大きな家具などがなければ掃除も楽。子供が過ごす空間はできるだけ清潔な状態に保っておきたいので、掃除がしやすいというのは、かなり重要ですよね。

○二人以上で子供部屋を使う場合は二段ベッドかロフトベッドがぴったり

子供部屋は二人で一部屋使うケースも少なくないと思います。二人で一部屋を使う場合には、通常の広さ(6畳程度)の場合二段ベッドを置くのが主流かと思いますが、ロフトベッドもおすすめです。ロフトベッドだと各自のプライベート空間が作りやすいですし、二段ベッドを置くよりも良い意味で子供部屋っぽくない空間が作りやすいからです。

もちろん、二段ベッドがダメというわけではありません。二段ベッドを置く場合は、将来部屋を分ける可能性を考慮して、シングルベッド2つに分けることができるようなタイプのものを選ぶと無駄にならずに長く使えるのでおすすめですよ。

●年齢別!男の子の部屋作りのポイント

子供部屋というのは、年齢によってかなり変わってくるものですよね。家具の大きさや種類、部屋の雰囲気なども変化していくものです。ということで、ここからは子供の年齢別に男の子の部屋作りのポイントをご紹介していきたいと思います。

○幼稚園児以下の男の子の部屋作りのポイント

まずは幼稚園児以下(~6歳)の男の子の部屋作りのポイントについて、解説していきます。このくらいの年齢だと「子供部屋は遊ぶときにだけ使って、寝るときは両親と一緒」という場合や「子供部屋はあるけど、ほとんどリビングで過ごしているので、子供の友達が来たときくらいしか長時間過ごすことがない」という場合などもあると思います。どのように子供部屋を活用しているのかによってもポイントは変わってくるので、基本は家族のライフスタイルに合わせて部屋作りをしてくださいね。

・かさばるおもちゃが多い男の子には大きめの収納ボックスがあると便利

男の子のおもちゃは、乗り物系だったりロボット系だったりブロック系だったり、結構かさばるものが多いですよね。そのため、大きめの収納ボックスがあると片付けが便利になります。大きめの収納ボックスが一つあれば、その中におもちゃを入れるだけで片付けが完了するので、子供にとっても分かりやすいです。子供が小さいうちはおもちゃを色々分別して収納するより、一か所にまとめてしまっておいた方が楽でおすすめです。また収納ボックスはシンプルなタイプのものを選んでおけば、おもちゃを収納するだけでなく、成長してから服や学校用品を収納するのにも使うことができますよ。

・あえてベッドを置かずにのびのび遊べる子供部屋にする

子供が小さいうちはおもちゃを広げて遊ぶことも多いと思うので、できるだけ部屋を広々使えるようにしておくのがおすすめです。部屋の中で結構な場所を取るベッドは、先ほどもお話したように、置かないというのも一つの方法としてあります。特に子供が小さいうちは、「子供部屋が一応あるけど、寝るときは両親と一緒」というケースも多いと思うので、ベッドは無理に置かなくても良いのではないでしょうか。

・子供の作品を子供部屋に飾るとインテリアになる上に成長が感じられる

子供が描いた絵など、子供の作品は結構たくさん溜まりがちですよね。幼稚園や保育園で作ることも多いと思います。そんな子供の作品は、厳選したものを飾ってみてはいかがでしょうか。絵などの平面的なものなら額に、工作など立体的なものならガラスケースなどに入れて飾れば、もう立派な芸術品です。子供が特に気に入っているものを額やケースに入れて、ぜひ子供部屋に飾ってみてください。その子らしさあふれる部屋になるはずですよ。

・男の子の部屋は「秘密基地」っぽい雰囲気にしても素敵

子供は秘密基地が大好きですよね。子供部屋自体を、男の子がわくわくするような秘密基地風の空間にするのも素敵でおすすめです。秘密基地風の子供部屋を作るときには、海外のインテリアが参考になりますよ。海外のインテリアはなかなか真似をするのが難しいところではありますが、要素を取り入れることならできるはず。例えば秘密基地風の部屋を作るときに、ツリーハウスのようなベッドを置くのは難しいですが、ロフトベッドなら置けますよね。ロフトベッドの下にカーテンをひけば、子供が隠れたりもできる、秘密基地的空間が簡単に完成しますよ。またキッズテントを置くのも良いと思います。キッズテントは軽量で折り畳むことができるので、使わないときはコンパクトな状態でしまっておくことができます。ナチュラルなテイストのテントなら、部屋の雰囲気もおしゃれになるはずです!

○小学生の男の子の部屋作りのポイント

次に、小学生(7歳~12歳)の男の子の部屋作りのポイントをご紹介します。小学生になると学校に関するアイテムが増えてくるので、収納の工夫が今までよりも必要になってきます。また身体がどんどん成長していく時期でもあるので、服がすぐにサイズアウトしがち。そのため頻繁に服の見直しができるように、クローゼットなど服を収納するところはすっきりさせておくと楽ですよ。インテリアに関しては、小学生になると個人の好みがはっきりしてくるので、子供とおおまかなところを相談して決めると良いと思います。

・学校のものがすっきり収納できるような工夫が大事

小学生の子供の部屋を作るときには、学校用品をすっきり収納できる工夫が大切。子供が自分で片付けできるように、わかりやすい収納を心がけてみてください。

散らからない部屋を作るためのコツは「物の住所を決めること」です。物の定位置を最初にしっかりと決めることで、物を使ったらその場所に戻しやすくなります。これは子供部屋はもちろん、どの部屋においても言えることです。

片付けがまだあまり得意ではない子供部屋は、物の住所を徹底して決めておきましょう。可能なら、収納場所(棚やカラーボックスなど)に、そこにしまうものの名前を書いたシールを貼っておくとより一層分かりやすくなります。子供が小さいうちは、そうした工夫もおすすめですよ。

・子供部屋が狭い場合学習机は「置かない」という選択もあり

小学生になると多くの家庭で買う子供用家具が、学習机なのではないでしょうか。学習机は確かに収納もあって使いやすいですが、それなりに大きな家具なので、部屋の中で場所を取ってしまいますよね。

そのため、もし子供部屋が狭めなら、あえて学習机を置かないというのもアリです。学習机の代わりに折りたたみ式のデスクと椅子を置いたり、折りたたみタイプのローテーブルを置いたりすれば勉強する場所には困らないと思います。あるいは、「勉強や宿題はリビングでやる」のように、子供部屋以外で勉強するように決めても良いと思います。リビングなど親の目が届くところで勉強していれば、親も安心ですよね。

○中学生以上の部屋作りのポイント

最後に、中学生以上(13歳~)の男の子の部屋作りのポイントを解説します。中学生になるともう子供という感じではなくなりますし、反抗期もスタートしますよね。部屋作りも、親が率先して色々決めるのではなく、子供の主体性にある程度任せてしまうのが良いと思います。

・自分の部屋は自分で管理させるようにする

小学生くらいまでは親が子供部屋の掃除をしたり管理をしたりしていたかもしれませんが、中学生になったら基本的には子供に管理させるようにしましょう。特に男の子だと、自分以外の家族が部屋に入るのを嫌がったりすることもあると思うので、少し心配なところもあるかもしれませんが、子供に任せておきましょう。

・部屋のインテリアは本人主体で決めるようにする

部屋のインテリアに関しても、中学生以上だと子供主体で決めるようになるのではないかと思います。大きな家具を買うときには家族で相談が必要になるかもしれませんが、インテリアのテイストや細かい部分などは、子供の希望に沿ったものにしてあげるのが良いと思いますよ。

・小学校から使っていて小さくなった家具や収納は適切なものに買い替えを

子供部屋をいつから使っているかによりますが、小学生から使っている家具や収納アイテムは、中学生くらいになると小さくなったりボロボロになったりしてくるかと思います。成長によって使い勝手が悪くなってしまったものは、適切なものに買い替えましょう。

・家具を買い足すなら「一人暮らしをするときに持っていけるか」を考慮して選ぶのもあり

高校生くらいで家具を買い足す場合には、一人暮らしをするときに持っていけるようなものだと無駄にならず有効活用できておすすめです。高校を卒業したら進学や就職で家を出る子供も少なくないですから、高校生以上で新しい家具や大きめの家電(テレビやオーディオ関係など)を買うのであれば、未来の一人暮らしで使えるかどうかも考慮して選ぶと良いと思いますよ。

●最後に

男の子の部屋を素敵にするためのアイデアをご紹介させていただきました。少しでも子供部屋作りの参考になれば嬉しいです。取り入れられそうなものがあれば、ぜひ参考にしてみてください。

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